
男子日本代表は、クリケット史上最大の番狂わせを起こすまであと2ランというところまで世界王者を追い詰めたものの、最後はインド代表が逃げ切り、第1回スズキカップの初代王者に輝いた。
前日に台風25号が日本を直撃し、グラウンドが水浸しとなったものの、日本クリケット協会(JCA)のスタッフや献身的なボランティアたちが昼夜を問わず整備にあたり、試合は5オーバーに短縮されて無事に開催された。
コイントスに勝ったインドが先攻を選んだが、試合序盤の主導権を握ったのは日本だった。まず、10代のスピナー、原-ヒンズ 茶琉逗選手がオープニングオーバーの6球目でアビシェク・シャルマ選手を打ち取り、その2球後には高橋イブラーヒーム選手がサンジュ・サムソン選手をアウトに仕留めた。
さらに、伊藤デイビス・ベンジャミン選手が迎えた3オーバー目では、5球を無失点に抑える好投を見せ、世界ランキング1位の強打者イシャン・キシャン選手もアウトにし、3オーバー終了時点でインドを14ラン・3アウトという衝撃的な状況に追い込んだ。
その後、キャプテンのシュレヤス・アイヤー選手が12球で16ランを挙げてチームの得点を32まで押し上げたが、原ヒンズ選手が巧みな配球で凡打を誘い、谷山誠選手がキャッチしてそのままイニングを締めた。これにより、日本が歴史的勝利を挙げるために必要な得点は33となった。
迎えた日本の攻撃では、キシャン選手のダイレクトヒットによるランアウトで山本 ー レイク•ロックラン選手が惜しくもベンチに退いた後、高橋選手がワシントン・スンダル選手から4点打を放ち、詰めかけた2,000人の大観衆から大きな歓声が沸き起こった。
このイニングの3オーバー目で、日本は流れを引き戻した。門脇フレミング ケンデル選手がラヴィ・ビシュノイ選手から10ランを獲得し、日本は残り12球で15ランが必要という緊迫した状況に持ち込んだ。
4オーバー目では、最初の4球で7ランを奪ったものの、門脇ーフレミング選手がスンダル選手の投球を厚く打ち損じてエッジとなりアウト。ホスト国である日本は、最終オーバーで8ランを必要とする状況となったが、そのハードルはわずかに高かった。アクサル・パテル選手が冷静さを保って逃げ切り、グラウンドを囲んだインド人ファンから歓喜の歓声が沸き起こった。
日本とインドの国交樹立75周年を記念して開催された本大会は、日本クリケットの発展における重要な節目として深く記憶される試合となった。JCAによるYouTube配信には英語と日本語を合わせて延べ200万人以上が視聴し、大きな盛り上がりを見せた。
この素晴らしい試合の実現を支えてくださったすべての方々に、JCAより深く感謝申し上げます。協会のスタッフや関係者の皆様、グラウンド整備に奔走してくださった地域社会およびクリケットコミュニティの皆様、そして対戦をご快諾いただいたインドクリケットボード(BCCI)に、心より御礼を申し上げます。
男子日本代表に立ち止まる時間はありません!試合終了後、直ちに名古屋へ移動し、翌日にはアジア大会の初戦としてアフガニスタン代表との対戦に臨みます。引き続き、男子日本代表への熱いご声援をよろしくお願いいたします!
スズキ・カップ:日本ー対ーインド
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